開発営業部

私たちは、企業・個人の声を実現させるために、「情報の収集と発信」「商品化と情報交換の場の提供」に重点を置き、活動をしております。

人工海藻シーラント

人工海藻シーラントは、炭素含有ポリエチレン発泡体で出来ています。
天然の藻体による藻場造成が困難な

・植食動物の食害による磯焼け海域
・着生基盤への浮泥の堆積が激しい海域
・砂泥底

における藻場環境の造成に有効です。

青森県大畑町での設置状況

研究成果

１．炭素含有ポリエチレンの人工藻場に形成された春季海藻群落の構造と構成
（出典：平成15年度　日本水産工学会　学術講演会講演論文集，79-82）

２．海藻群落基盤としての炭素含有ポリエチレン
（出典：平成16年度　日本水産工学会　学術講演会講演論文集，183-186）

３．人工海藻によるウニ類の餌料環境修復試案
（出典：平成18年度　日本水産工学会　学術講演会講演論文集，71-74）

ウニプロテクター

（特許番号：特許第4319584）
（特許番号：特許第4859519）

長さ60cm、幅7.6cmの基盤に、高さ13.9cmの針が付いたマットを藻場や藻場造成区域周囲に針の先端を下向きに2列平行に取り付けることで、ウニ類の藻場造成区域内への侵入を防止することができます。取り付ける際に針の密度に勾配をつけるとより、殻径や棘のサイズが異なるウニ類に対し効果を発揮することが可能です。

一般社団法人漁港漁場新技術研究会にて平成26年度水産公共民間技術の評価・認定事業　評価証授与式が執り行われました。当社「ウニプロテクター」が要素技術として評価証が授与されました。
認定番号　第14-Ｂ-003号　「ウニプロテクター」
>>平成26年度　水産公共関連民間技術の確認審査・評価事業ウニプロテクター
>>水産経済新聞第16577号

研究成果

１．針状マットを用いたウニ類の移動防止フェンスの効果
（出典：平成16年日本水産学会　学術講演会講演論文集，187‐190）

２．駿河湾久連のエダミドリイシ群集の変遷とサンゴ保護フェンスの効果
（出典：東海大学海洋研究所研究報告第30号（2009）13-20）

サンゴマット

（特許番号：特許第5380265）

砂礫底においてサンゴの移植を行う際には、移植したサンゴに砂や礫の堆積が起こり難い環境を整える事が重要です。
そのためには底質をできる限り変化させない自然な状態で安定化を図る事が重要です。
サンゴマットは格子状の構造体で海水の流動を妨げる事がありません。
また針状体はウニ類や魚類からの食害を防ぎ、且つサンゴが立体的に固着することで、早期に安定した一体構造になります。

研究成果

１．分布北限域におけるエダミドリイシ群落の変遷と保護 -静岡県沼津市久連での事例-
（出典：日本サンゴ礁学会第13回大会　ポスター講演（平成22年12月3日～5日）　>>ポスター）

２．生分解性パネルを用いた砂礫底へのサンゴ移植
（出典：日本サンゴ礁学会第13回大会　ポスター講演（平成22年12月3日～5日）　>>ポスター）

３．針状構造によるサンゴ移植片への食害防止効果
（出典：日本サンゴ礁学会第13回大会　ポスター講演（平成22年12月3日～5日）　>>ポスター）

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